こうげの野草弁当-秋編と蕎麦打ち体験-

朝晩はめっきり冷え込んできました。でも陽気な日中には、まだまだ汗ばむ日々。
谷あいの集落では、棚田の稲刈りが完了。新米自慢があちこちで始まっています。この時季は、やっぱり新米を口にしたくなるもの。
こうげでは、かけ干しの風景が残っている場所もあります。効率や生産性は大事なのですが、かけ干し自体のことや、かけ干しで乾燥させたお米の美味さについても、みなさんにお届けできると、こうげらしくて良いと思います。
お米や野菜はもとより、こうげの秋は、柿や柚子などの果樹に、栗に銀杏、椎茸、山野草など、豊かな食を実感する美味しいものがいっぱいあります。

こうしたこうげの生業と暮らしの景観を保っているのは生産者のお陰なので、そんな地域のみなさんとふれあう機会というものを、もっとたくさん提供できたらと考えています。こうげの寺子屋(=WWOOF)によるお手伝いや、体験プログラム化することで、ここに良い循環が生まれそうな気がしています。

さて、こうげの西の谷には、里山の交流拠点のひとつ「ゆいきらら」があります。ゆいきららは、西友枝小学校をリノベーションして誕生した体験交流施設です。明治7年の創立以来、136年間で1084名の卒業生を送り出してきた古い学び舎は、平成24年4月に、ゆいきららとして生まれ変わりました。現在は、里山の四季が味わえる体験や料理を提供しています。また、十分なキャパシティは、研修やスポーツクラブの合宿などにもちょうど良く、好評を博しています。

近年、都市と農村の交流が盛んになっていますが、地元の方もたくさん、ゆいきららを利用しています。特に、奇数月に開催される「田舎の居酒屋」では、地域の食材が集まり、顔見知りが集まり、歓談しています。また、偶数月には、季節の野草料理と里山体験プログラムがセットになったイベント「ちょこっと遊んで野草弁当」が開催されています。
10月3日(土)には、そのシリーズ第3弾となる蕎麦打ち体験と新米野草料理のイベントが行われました。いつも野草料理でおもてなしをしてくれるのは、ゆいきららシスターズのみなさん。この日も、ウド、ミョウガ、ツユクサ、マコモダケ、シイタケ、栗、無花果、柿、鹿肉などなど、里の食材がたくさん。御馳走様でした。

ゆいきららでは、JR中津駅からの送迎も行っています。お気軽にお問合せください。
秋は、奉納神楽も楽しみのひとつです。ぜひ、ゆいきららの体験や料理と御一緒に。

text=森重了一(上毛町企画情報課)

校庭のコスモス
すっかり秋、ゆいきららの校庭にもコスモス

おしながき
10月3日、本日の野草料理「たまてばこらんち」の御品書

シスターズ
手際よく準備するゆいきららシスターズのみなさん

たまてばこランチ(準備)
旬の食材をふんだんに使用、無花果も天ぷらに

たまてばこランチ
モチモチの新米おにぎりと一緒にいただきます

おーいげんき会のレク
蕎麦打ちの先生は、気さくな地元のおじさん「オーイげんき会」のみなさん

はこべ蕎麦打ち
野草入りの蕎麦(草蕎麦)を練っているところ

ハコベ粉末
この日の草蕎麦には、ハコベを使用

蕎麦(角だし)
草蕎麦の角だし

親子で切り
親子で参加のTさん

蕎麦打ち(切り)
こうげ常連で御贔屓いただいているKさん(左)と、天然酵母パンづくりのTさん(右)

蕎麦打ち(ゆで)
ゆいきららで活躍している便利な鍋(給食用)

ハコベ蕎麦
ハコベの草蕎麦は試食に

常連さんと委員長
次のイベントの予約、こうげの常連さんはこちらにも

合宿上履き
ちょうど野球部の合宿が行われていました(賑わっています)